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高血圧症2|ブログ|吹田SST野中クリニック|吹田市岸辺駅近くの内科・循環器内科・外科
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疾患
高血圧症2
高血圧症2
2023/02/02
疾患
高血圧2
日常生活での注意点
減塩について
塩分をとり過ぎると体内に水分が蓄積し、血流量を増加させます。これにより血圧が上昇します。塩分は1日6g未満を目標にしましょう
寒さについて
暖かい所から急に寒い所へ出ると、血管が収縮し、血圧が上がります。防寒対策をとりましょう。
具体的には
・外出時には、マスクやマフラー、手袋などで肌の露出部分を少なくする。
・居間と浴室、便所の温度差が少ないよう暖房や着衣に気を付ける。
入浴について
入浴も血圧の上昇や下降に関係します。特に冬は、寒い脱衣所で裸になると血圧が上がり、熱い風呂に入るとさらに上昇します。あまり熱いお湯(42℃以上)ではなく、ぬるめ
(
40
℃
ぐらい)
の風呂に5〜10分間位浸かりましょう(長湯は禁物)。風呂場は冷たくないよう暖房をかけ、湯気がたっている状態で使用するのが良いでしょう。
排泄について
いきみの時間が長いと血圧が上がります。スムーズな便通を心掛けるよう普段から便秘を予防しましょう。
具体的には、
・毎日便意がなくても、決まった時間にトイレに行く。胃や大腸は朝食後に刺激を受け、活発に動くので朝食後が望ましい。
・繊維の多い野菜(人参・大根・ごぼう)や海藻類を多く摂る。
・緩下剤などの下剤が必要な場合もあります。
十分な睡眠と休養を取りましょう
毎日、仕事や家事、育児など社会生活を営んでいれば、必ず過労や緊張、精神的ストレスがありますが、なるべくとり除きたいものです。そのためにも、毎日規則正しい生活を送り、休養を十分にとり疲れを残さないようにしましょう。
たばこについて
「百害あって一利なし」とはまさにたばこです。喫煙により血管が収縮し、一時的に血圧が上がるばかりでなく、血液の流れを悪くし、血液が凝固しやすくなり、動脈硬化の原因となります。
お酒について
大量飲酒は血圧を上げ、脳卒中や心臓病、肝臓病などの原因になりますが、一方では少量飲酒者は飲まない人に比べて動脈硬化がいくらか軽く、心筋梗塞や循環器病での死亡も少ない事も知られています。
肥満について
太り過ぎは血圧を上げ、心臓にも負担をかけ、全身の動脈硬化を進めたりします。肥満判定基準で男女共に、BMI=25以上は肥満といえます。
但し、BMIで25未満を目標としますが、人それぞれの体にあった減量方法、減量傾向があり急激な体重減量が必ずしも正しいとは言い切れません。先ずは医師にどれくらいの体重が望ましいか、どういう方法とどれくらいの期間で痩せれば良いかをたずねてみましょう。根気よく、減量にとり組む心構えが必要です。
運動や労作について
軽い運動(散歩・自分のペースでのジョギング・ラジオ体操・自転車にのる)は、血液の流れを良くし、全身に良いだけでなく、肥満防止につながり気分転換にもってこいです。但し、運動をしていて、息切れが強い、胸がドキドキする、頭がフラフラするなどの症状が起こり、しんどい時は、医師に相談して下さい。
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